2011年8月のプチ日記

8月30日(火曜) 夜

 本日の川越シェフ。

 写真ではよく分からないかもしれませんが、パッケージの包装が左右方向に伸ばされているため、川越シェフの顔がどれもちょっとだけ引っ張られておかしなことになっています。それも、ひとつひとつ微妙にちがう引っ張られかただから余計に珍妙で。

 ここ数日でもっとも痛快な商品です。いいぞ、ニッチン食堂!!

−−−

 そのうち、川越シェフ監修の育毛剤とかロキソニンとか登場するかもしれませんね。

 

8月29日(月曜) 夜

 京都は錦市場をぶらついてきました。おもな目当ては三木鶏卵の出し巻き作り見学にて。

老舗の玉子焼き屋、三木鶏卵。 最近出し巻きに凝っている身としては、押さえておかなくてはと思い立って敵中視察。とりあえず「だし巻(小)」を購入。
 
焼き場をじーっと凝視したまま、盗撮を繰り返していたら、いよいよ怪訝な視線を浴びてしまいました。
 
せっかくなので、ついでに鯖寿司も購入。こういうのは自分で作るより、店で買ったほうが断然旨い。鯖寿司で冷酒をキューッ! …と想像しただけで楽しくなってきます。
 
さらに、打田の漬物でウリの浅漬けを購入。これに焼酎
ロックを合わせてキュッ! …と想像しただけで、いよいよマニック気分です。
 
生ビールの誘惑に駆られながらも、我慢して帰宅。というか、お持ち帰り生ビールって全然嬉しくない。
 
じゃーん! 鯖寿司とウリの浅漬けと出し巻き。 それぞれおいしゅうございましたが、出し巻きは作りたてのほうが旨いですねえ。これで冷酒4合と焼酎2合いけてしまいました。
 

 

8月26日(金曜) 夜

 近所のスーパーには、商品ポップにワンフレーズ書かれています。

 たとえば、ポテトチップスだとこんな感じで。

 地域限定のポテトチップスだけに、ご当地の味スペ! あなたの故郷はどこですか? と。ちなみにぼくの故郷は京都の向日市です。

 あるいは、別のポテトチップスだとこんな感じで。

 新商品のお買い得商品! 旬じゃがのりバター・ダブルだし塩味。これはお酒とのことで、ちょっと意外な感じもしますが、書いていなければ気づかずに買って食べてしまう人もいるでしょうから、店側としても苦渋の決断だったのかもしれません。

 ちなみにぼくは、こういうお酒よりも飲むタイプのお酒のほうが好きなもんで、発泡酒を買って帰りました。

 

8月23日(火曜) 夜

 外出先のトイレでウォッシュレットが止まらなくなって、もうダメかと思った本日。

 いくら「止」ボタンを押しても水流は一向に止まらず、すこしお尻を浮かしてみても全く反応しない。助けを呼ぼうにも誰もいないし、だいいち格好悪すぎる。助けを呼んだところで、向こうもどうやって助ければいいのか分からないかもしれない。

 進退窮まったところで、ふと電源を抜けばいいと思いつき、後ろのほうにあるコンセントにものすごい態勢で手を伸ばしてようやく止めることができたのでした。

 おそるおそるもう一度コンセントを入れてみたら、水流は出てこなかったので、そのままトイレを後にしました。

−−−

 本日の縁起モノ。

 バケツにたまった雨水のなかに、茶柱ならぬタバコ柱が立っています。ウォッシュレットのコンセントに手が届いたのも、きっと吉事のひとつなのでしょう。

 

8月22日(月曜) 夜

 そういえば、結婚している知人K君は先日、激しい夫婦喧嘩になったときにおならをこいて、奥さんを激昂させたらしい。

 そして、そのとき奥さんが絶叫しながら吐き捨てた言葉が、「この屁こきブンブン!」。

 人間、感情的になると、それが場に似つかわしい言葉かどうかの判断能力が低下してしまうのが難点です。

−−−

 本日の夕食。

 ごはんから時計回りに、千切り大根、きゅうりスティック、出し巻き、ひじきの煮物、ししとうのジャコ炒め、カペリンの南蛮漬け。いちおう出し巻きダイエットのつもりで、普通なら M寸で4個使う卵を、L寸にして3個に抑えるという快挙を果たしました。

 

8月19日(金曜) 夜

 東京・神楽坂にある“Canal Cafe”。

 ただでさえ危うい店名なのに、正面看板の文字が打ちつけなのがまったく理解できない。

 いったいどういう神経をしているのか感覚を疑う。これは我々に対する挑戦なのか。あるいは常識を知らないがゆえの根拠なき楽観主義か。それとも捨て鉢の厭世的態度と言うべきか。

 酔っ払いが通りかかったら、最初の「C」を外して持ち去ってしまうことは火を見るよりも明らかではないか。

 誤解のないよう申し添えると、ぼく自身については、酔っ払ってこんなことをするなど想像もつきません。そもそも、カナルをアナルにするという発想そのものが出てきませんし。

 

8月18日(木曜) 夜

 お盆休みを利用して、滋賀県は竜王の三井アウトレットパークに足を運んできました。

 当初は洋服を買うつもりだったのが、フィスラーの鍋が安くなっていたので、小一時間ほど悩んだ末に買ってしまいました。

 安くなっていたといっても、フィスラー社製なのでそれなりの値段はします。いくらしたかは恥ずかしいので書きませんが、鍋なんてすでに余るくらい持ってるのにまた買ってしまった罪悪感と、でも前から欲しかったモノが手に入った幸福感とで、我ながらよく分からないことになっています。あー、ダメだ嬉しい!!

 …こういうとき、分不相応にいいモノを買ってしまったと考えるとしょんぼりするので、腕のまずさをカバーするにはいい道具が必要なんだと考えるのが、いわゆる「認知療法」というやつなのでしょう。

−−−

 そして今夜の夕食。

 ピーマンをフィスラーの鍋でサッと茹でてゴマ和えにしました。さすがちゃんと火が通っていてスゴい!

 

8月17日(水曜) 夜

 下の日記に書いた東京の友人にルクエのスチームケース(シリコンスチーマー)をもらったので、さっそく使ってみました。

一見すると若向けの湯たんぽみたいですが、立派な調理器具です。これで電子レンジはもちろん、オーブン料理にもたえられるのがすごい。
 
とりあえず鮭のムニエルっぽいものを作ることに。
 
小麦粉の衣をつけた鮭のうえに、適当に切った野菜を載せて、オリーブオイル+塩コショウ。
 
電子レンジで6分くらい。我が家の電子レンジは10年前に9800円で買ったものなので、もちろん回転します。
 
ふたを開ければもう完成。いい感じに蒸しあがっています。
 
小さなお皿に盛りつけたのでワケが分からない感じになってしまいましたが、とても美味しゅうございました。
 

 ここのところ料理のことばかり日記に書いてるせいか、なにかプレゼントを頂くとなるとたいてい調理器具なので、ますます日記が料理のことばかりになって、ますます調理器具を頂いて……という好循環が起こっているなぁと思います。

 

8月15日(月曜) 夜

 週末は東京から友人が泊まりにきて大騒ぎでした(ぼくだけ)。

 洋食でまとめようと思ってたんですが、結果的には

 ・ししゃものエスカベッシュ
 ・韓国チヂミ(友人の差し入れ)
 ・スペアリブのマーマレード煮込み
 ・千切りキャベツ
 ・さつまいものレモン煮
 ・にんじんのマリネ
 ・ポテトサラダ
 ・だし巻き
 ・鶏の唐揚げ
 ・ちりめん山椒のおにぎり

 …というワケの分からない取り合わせになってしまい、ワインやら日本酒やらハイボールやらをしこたま飲み散らかした末に撃沈(ぼくだけ)。たいへん楽しかったけれど、ほとんど記憶がないのが悲しいですな。

−−−

 本日の最高級。

 315円でこんな風に言われても、いまひとつ説得力がないと思うのはぼくだけでしょうか。

 

8月11日(木曜) 深夜

 本日のはとまめです。

たいそう立派なはとまめ屋さんです。
 
いつかこういう商売で生計を立てられるようになりたい。
 
……。
 
おまけ: 鳩を見る人々と、人々を見る鳩。
 

 

8月9日(火曜) 夜

 本日の桝形町。

 傍らにある石碑の沈下具合がいつも気になって気になって。50センチは沈んでる。誰かが乗ったり座ったりしているうちに沈んでいったのか、それともかつて地震でもあったのか。

 関係ないですが、このすぐ近くにある枡形橋が先日架けなおされて、地元は祭りのような大騒ぎでした。

−−−

 最近、夕食がいつも「ご飯&出し巻き卵」の組み合わせなので、単調すぎると反省して。 

 今夜は「そうめん&出し巻き卵」にしました。あとは焼き茄子と大根カニかまサラダ、とろろ&オクラの梅肉和え。

 

8月8日(月曜) 夜

 各所で花火大会が催されてます。

 花火大会といえば、思い出すのは学生時代。

 当時ちょっと片想いしていた女性がいて、勇気を振りしぼって花火大会に誘ってみたら来てくれることになったんですが、ぼくのほうが日にちを一日間違えていて、行ってみたらなーんにもなかったというエピソードくらいで。

 もちろんその後の展開も、なーんにもありませんでした。

−−−

 京都市内の某所で、岡田奈々さんの家を見つけました。

 遠くから見てもよく分からないですが、近づいてみると…。

 元アイドル・女優にしてはつつましい暮らしをしておられるようですが、お元気そうで安心しました。

 

8月5日(金曜) 夜

 本日のハッピーテラダ(近所のスーパーです)。

 店側が路上駐輪に寛容というか、面倒くさくてトコトン放置しているというか、店の前の道路がいよいよ無法地帯と化してきていて。ありとあらゆる不要物を載せたボロ自転車が連なっているさまは壮観でさえあります。ちなみに上の写真に「放置自転車」と貼ってありますが、これは自転車ではなくVHSビデオ再生機です。

 あと、ここのスーパーは特売になっている野菜や精肉、魚介類のクオリティが本当に「値段相応」なので、どれを買ってどれを買わざるべきか非常にシビアな判断能力が求められます。値段が安くなればなるほど古くて不味いので、どのくらいの安さにとどめるべきか、料理に合わせてギリギリの選択を迫られるのです。それに比べてキンショーストアなどは、いつもと同じクオリティのものを特売していたりするので、まったく莫迦らしく思えてきます。

 ハッピーテラダで買い物するときが、一日のうちで一番の「本気」(マジ)を出すときです。 

 

8月4日(木曜) 夜

 カップルカウンセリングや夫婦カウンセリングを得意とする、高名な某先生というのがいるんですが。

 その先生、実生活では夫婦関係が険悪になって離婚されていたと知って、ありゃーと思う反面、ああそういうものかもしれないなァとも思ったり。

 世の中、周りのことはよく見えるのに、自分のことになると自分で思っている以上にダメなものですからねえ。

−−−

 全然関係ないけれど、近所のマンションに住んでいる同僚がいる。

 歩いてすぐの距離にあるマンションだし、住んでいるのも同じ3階なので、気候などの条件はほぼ同じだろうと思っていたら、実は全然違っていたから驚いた。

 なにしろ、ウチでいい風が吹いているときは、同僚のところはまったくの無風。逆にウチで無風のときは、同僚のところはいい風が吹いている。ウチのベランダに雨が吹き込んでいる日は、同僚のところはベランダへの吹き込み皆無。

 これは自然界の神秘かも! 

 …と一瞬思ったんですが、考えてみたらウチのマンションはベランダ東向きで、同僚のマンションはベランダ南向き。東西方向に風が吹く日は、ウチのマンションには風が通るが、同僚のマンションには風が通らない。南北方向に風が吹く日はその逆、というだけの話なのでした。

 そのへんに神秘が転がっているほど、世の中甘くありません。

 

8月2日(火曜) 夜

 聞いた話ですが。

 性同一性障害の某さんというのがいるらしい。

 この某さん、生まれたときの身体は女性なのだが、精神というかアイデンティティはずっと男性で、女の子として扱われることに子どもの頃から違和感を抱いていた。で、思春期になって性同一性障害というものがあることを知り、「ああ自分はそうだったのか!」と納得したのだという。

 …と、ここまではよくある話ですが(そうでもないか?)。

 性同一性障害ということは、身体は女性でも、中身は普通の男性となんら変わりないわけで。そしてこの某さん、世の中の男性のいくらかがそうであるように、同性愛=ゲイだったというから話がややこしい。

 つまり、「女性の身体をした某さんが、男性を愛する」のだ。ただし、「性同一性障害のゲイ」として。

 考えれば考えるほど、分かりかけては分からなくなってくるんですが、世の中はおもしろいものですねえ。

 

8月1日(月曜) 夜

 本日の近所ブラブラ写真。

宮内庁というと、なんとなく丁寧な物言いを連想するけれど、「ゴミをすてるな!」。こんなゾンザイな口調せんといてくださいと言いたくなります。
 
型抜き&スプレーという、無意味に手の込んだ落書き。近所の児童公園にて。チビッコが「お母さん、マンコってなに〜?」と訊く悲劇が何度か起きてることでしょう。
 
薬局の看板。 もうすこし書きようがあるんじゃないでしょうかねえ。これじゃあ単なる汚物のオンパレードです。
 

 


 

2011年7月のプチ日記

Otearai Webの表紙へ