2012年11月のプチ日記

11月30日(金曜) 夜

 この季節になると、軒下で干柿を作っている家を時折見かけますが。

 雨天のもと、濡らし柿を作っている光景は初めて見ました。

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 今夜は全然時間がなかったので、超手抜き10分間クッキングにて。

 肉無しの卵キムチチャーハンと、冷奴、残り物のポテトサラダのみです。ひもじいのう。

 

11月29日(木曜) 夜

 以前すんでいたワンルームマンションには、デリヘルのチラシがしょっちゅう入っていた。

 今となっては入手困難な素敵チラシもたくさんあったので、密かに取っておくか撮っておくかすればよかったとちょっと後悔しているんですが。

 ひとつ印象に残っているのが、「恋人プレイ! 本当の恋人のように○○や××しちゃいます!!」という謳い文句。

 おそらく次のようなプレイになるんでしょうな。

 「あっ!…」
 「っ!……」
 「ちょ、ちょっと、どういうことだよオマエ!?」
 「な、なに?? アンタこそ、どういうつもりよ!!」
 「オマエ、こっそりこんなバイトしてたのかよっ!」
 「アンタこそ、こんなので女の子呼んでたワケ!?」
 「いったいどういうつもりだよ!!」
 「…やめてったら! 汚らわしい手で触んないで!!」
 「汚らわしいのはオマエのほうだろっ!!」

 ま、自称「ドS」「ドM」の人たちにはちょうどいいかもしれませんですね。本当の恋人プレイ。

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 本日のマンネリ晩ごはん。

 白ご飯から時計まわりに、ポテトサラダ(残りもの)、豚汁(これまた残り物)、春菊のぽん酢黒ごま和え、風呂吹き大根(残り物)、しまほっけの焼いたの。

 日本酒は花洛です。いつもいつも同じ日本酒ですが、体調によって微妙に味が違うので、実はマンネリではないのでした。

 

11月28日(水曜) 夜

 東京は国際展示場駅にて。

 最後の「飲食、座り込みを禁止します!」のビックリマークがなんともいい。駅長といえども、ときには感情的になるんだ!! という頼もしさと、でもそこはかとなく間抜けな感じとが同居していて、しばらく見入ってしまいました。

 どうせならもっと、積極的に感情表現してはどうかとも思うけれど、

 間抜けな感じだけが余計に強調されてしまいますですね。

 ただ、あまり怒りをあらわにしたら客に嫌われるんじゃないかと対人恐怖気味な駅長さんなら、こんな風になるかもしれません。

 …これ、ぼくがメールでよく使って、かえって相手に不気味がられることのある手法のひとつです(照)。

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 今夜の不気味夕食。

 豚キムチをサンチュで巻きながら食べました。付け合せに、なんとなくのポテトサラダ。あと小松菜のみぞれ和え。

 ほんのり韓国っぽくしてみたつもりですが、韓国の焼酎はきらいなので、日本の雲海を飲みました。

 

11月27日(火曜) 夜

 東京から帰ってきました。

「まずい」の暖簾に目が行き、その直後、駄洒落(まずいの反対)に引っかかったことに気づいて苦笑い。でも傍らの瓶ビールの提灯はダメな感じが秀逸です。
 
蒲田のマンションにて。赤線がなにを強調したいのかサッパリ分かりません。こういうのが張ってあると、住人一同が「こういうレベル」だと思われそうて皆さんイヤじゃないんでしょうかねえ。

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 昨日の夕食。

 白ご飯から時計回りに、風呂吹き大根、かぶらの葉っぱとじゃこの炒めもの、出汁巻き、春菊のぽん酢ごま和え、れんこんとかぶらと鯛の蒸し煮あんかけ。岡山みやげに頂いた、森田酒造の「万年雪・激辛」を飲みました。

 本日の夕食。

 白ご飯から時計回りに、ど田舎風豚汁、かぶらの葉っぱとじゃこの炒めもの(残り物)、小松菜のごま和え、風呂吹き大根、鯛とごぼうの煮付け。岡山みやげのお酒は昨晩で空けてしまったので、仕方なくいつもの花洛を飲みました。

 

11月24日(土曜) 夜

 東京に来て、蒲田に泊まっております。東京で宿を取るといえば、蒲田。

 そして本日は、『吉田類の酒場放浪記』で紹介されたことのある、蒲田の居酒屋「権兵衛」に行ってきました。

 いい感じのたたずまいです。

 創業38年。店内もいい感じに年季が入ってますが、訊いてみれば再来月で駅前再開発のため取り壊されるとのこと。こういう店を壊して駅ビルとか建てるの反対!!

 

 突き出しはわかさぎのフライ(たぶん)、そしてもろきゅう、煮込み。関西の煮込みは牛スジの土手煮込みですが、関東は豚もつの煮込みなんですねえ。

 

 吉田類がよく注文してそうなものを頼んでみました。豚のミミガーにガツ、コブクロ(いずれも酢味噌で)。

 

11月22日(木曜) 夜

 本日の自分ニュースは、久しぶりにチーズかまぼこを購入して食べたことくらいです。

 納豆丼から時計回りに、噂のチーズかまぼこ、れんこんの酢の物(残り物)、ブロッコリーと鯖水煮の和え物、冷奴withキムチ&ごま油。

 こうして考えてみると、毎日なにかニュースのある人生だなァと思います。

 そういえば、仕事帰りに伊勢丹に寄ったけれど、日本酒をなにも買わなかったことも本日の自分ニュースです。自称・ニュースを呼ぶ男。

 

11月21日(水曜) 夜

 「ポテトチップス 豚キムチラーメン味」というのが発売されたそうで。

 食べてないのに物申すのもナンなのだけれど、ポテトチップスなのに豚キムチラーメン味ってどうなんだろうと思う。豚キムチでいいんじゃないのか。

 それに、豚キムチラーメン自体、そんなに一般的なメニューではない気がする。だったら、「ポテトチップス 高菜ベーコン卵とじ丼味」もアリなのか。

 どんどん食事っぽくなっていくけれど、きっと魔法の粉の配合を変えてるだけなんでしょう。

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 といって、こういうジャンク菓子も実は大好きなんですが。

 …と言い訳しながら、本日の夕飯。

 白ご飯から時計回りに、ド田舎みそ汁(昨夜の残り物。具ばっかり残ってる)、レンコンの酢の物、ブロッコリーのごま和え、筑前煮(一昨日の残り物。美味しくなってます)、サバの揚げ煮(昨夜の残り物。単なる煮物との違いが全然分からない風味になってきました)。

 日本酒は招徳の花洛を常温で2合。

 

11月20日(火曜) 夜

 職場にて、「議事録の上手なとりかた」に関するレクチャーを受けて、その議事録をとってきました。

 これで、今回作った議事録の出来が全然ダメだったら、端からダメ」感がすごいなァと思いつつ。

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 今夜のスライド飯。

 白ご飯から時計回りに、ド田舎みそ汁(大根葉と大根、豚肉、にんじん)、小松菜のごま和え(残り物のようで残り物でない)、筍の土佐煮(残り物)、サバの揚げ煮。

 日本酒は招徳の花洛を常温で1合。風呂あがりには改めてお缶ビール様のほうもいただく予定です。

 

11月19日(月曜) 夜

 週末は、伏見の「花涼ん」にて、今シーズン初めてカニ(こっぺガニ)を食べました。

 アップに堪えるのがプロの盛りつけだなァと、いつも思います。

 最近は丁寧な言い方をする人が増えているらしいので、それに倣うなら、今シーズン初めてのカニ様で、おビール様とお清酒様のほうをいただきました。

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 本日の相当額。

 駐車場の無断駐車とか、そういう先入観なしにして「相当な額」ってどのくらいをイメージするだろうと考えてみたら、だいたい148万7600円くらいだという結論に達しました。無断駐車でそんなに申し受けられたら、たまったもんじゃありませんが。

 これで無断駐車の相当額が1600円くらいだったら、ちょっと嬉しい感じになりそうです。

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 そして本日のセルフサービング晩ご飯。

 白ご飯から時計回りに、筑前煮(個人的な好みによりコンニャク抜き)、筍水煮の土佐煮、小松菜のゴマぽん酢和え(ぽん酢を柚子果汁で自作してみたら酸っぱくなりすぎました。ペッペッ!)、サバの揚げ煮。

 日本酒は岡山の白菊・原酒。

 

11月16日(金曜) 夜

 本日のパソコン専門店。京都・伏見にて。

 専門店ともなると、さすが店構えの風格からして違います。

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 本日の晩めし。

 白ご飯から時計回りに、冷奴、豚キムチwithキャベツの千切り、春雨サラダ、大根とカニカマの柚子胡椒マヨ和え(昨夜の残り)。

 キャベツを刻み、春雨サラダの具を刻み、豚キムチに入れるたまねぎも刻み。刻むのはそこそこ楽しいです。

 

11月15日(木曜) 夜

 健康診断のため採血するという40代男性の知人が、「いやー全くこわいよ」と言っていて。

 てっきり結果が怖いのかと思っていたら、注射で血を抜かれるのをこわがっていたのでした。そっちかい!!

 ぼくも注射は嫌いだけれど、そして多少はこわいけれど、それを公言するのが憚られる年齢ってあるんじゃないでしょうかねえ。

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 本日の、地味にぜいたくな晩ごはん。

 仕事がらみで3万円ほど臨時収入があったので、中島水産で一切れ498円のタチウオを購入して塩焼きにしました。根が貧乏性なので、パーッと遊んで散財するといっても、この程度が関の山です。

 白ご飯から時計回りに、大根の葉と皮とじゃこの炒めもの(延々と残り物)、大根とカニカマの柚子胡椒マヨ和え、久しぶりに作った出し巻き、ほうれん草のおかか和え。

 お酒は招徳の花洛を常温で1合半。つくづく丁度良いです。

 

11月13日(火曜) 夜

 我が国では浦安界隈に居る某ネズミさん達は、肖像イメージや著作権にとっても敏感なことで有名ですが。

 そういえば昔見た素人モノのAVでは、どうやら女の子がそのネズミ柄のTシャツを着ていたようで、素人なので顔もモザイク、そしてTシャツもモザイク、もちろん陰部もモザイクで、画面がすべてモザイクになってわけが分からなくなっていたのを思い出しました。

 浦安のネズミさんの姿を見かけるたび、そんなノスタルジーに浸っております。

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 本日のミッキーマウス風ディナー。

 松茸ご飯(残り物)から時計回りに、風呂吹き大根(残り物)、春菊のゴマぽん酢和え、大根の葉と皮とじゃこの炒めもの(残り物)、手羽先の塩焼き、たたきごぼう(残り物)、赤だし。

 お酒は招徳の花洛。高すぎず安すぎずで常用酒にちょうどよく、ミッキーマウスみたいです。

 

11月12日(月曜) 夜

 IPS細胞とかクローン技術とか聞くと、どうしても想像してしまうのが

 「自分の病気になったとき臓器移植できるよう、大金持ちが自分のクローン人間を確保する」

 という世界。カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』の設定そのまんまですが。

 で、大金持ちの人が自殺しようとしたものの一命を取りとめてしまって臓器移植で助かってしまうとか。あるいは、ダンプカーに轢かれて頭も体もグチャグチャになってしまったものの左腕だけは 損傷を免れ、クローン人間側にその左手だけ移植して「これからは君がご主人として生きるんだよ」みたいなことになるとか。

 こんな空想ばかりして一日が過ぎていきます。

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 ここ数日の夕食の写真、魚の頭が右を向いているのはオカシイんじゃないかというご指摘を受けました。

 確かにそのとおりで、まったくお恥ずかしい限りです。白ご飯が左にくるのと同じく、魚の頭は左でした。

 こういうとき、フォトレタッチソフトが重宝します。あらためて訂正させていただきます。

  

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 本日のチマチマ夕食。

 マツタケが1パック500円で売っていたので(ただしトルコ産)、今シーズン初めてマツタケご飯を作りました。

 そこから時計回りに、肉じゃが(延々と余り物)、たたきごぼう、小松菜のおかか和え、大根の葉と皮とじゃこの炒めもの、風呂吹き大根。お酒は、お土産にいただいた岡山の白菊・原酒。

 風呂吹き大根には、ちょっと贅沢して柚子の皮をのせてみました。

 

11月9日(金曜) 夜

 人を見たらドロボウと思え、とよく言われますが。

 唐草模様の風呂敷を背負っている人を見ると、心のどこかでドロボウを連想してしまいます。

 まァ、おそらくドロボウだと思いますが。

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 本日は、サバ&手作りシウマイで日本酒。

 シウマイと日本酒は、実は大好きな取り合わせのひとつです。サバも日本酒に合うので、一口飲むたびに箸が迷って大変でした。

 

11月8日(木曜) 夜

 今朝、通勤のため京都駅前を歩いていたら、高校生たちがなぜか昆布を配っていて。

 いったい何事だと思って近づいてみたら、ぼくにもひとつ手渡してくれたのでした。

 「ボクたち、北海道から修学旅行でやってきました! 襟裳岬の昆布はいかがですか!!」

 訊いてみれば、北海道えりも高校の生徒さん。なんでも修学旅行で京都に来て、地元名産の昆布を無料で配布しているとのこと。

 手書きのメッセージまで添えられてました。「えりもでとれた昆布です。佃煮や昆布巻きにして美味しく召し上がってください! 土■(伏字)翔」

 そんなもん言われんかて作らせていただきますがな! ありがとう翔くん!!

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 そんなわけで帰宅して封をむいてみたところ、こんなPR冊子が同封されていました。

 えりもの春はなにもない。

 森進一のかつてのヒット曲『襟裳岬』の一節、「♪襟裳の春は何もない春です〜」である。

 この曲が発表された当初、襟裳岬のあるえりも町の人たちは「これで我々の街が日の目を見る!!」と色めき立ったものの、歌詞を聴いてみたら「襟裳の春には何にもない」とかなんとか唄われていたものだから、一転して奈落の底に突き落とされたらしい。

 この歌詞が本当に意図しているのはそういう「襟裳=ナッシング」的なことではないらしいけれど、当時のトラウマは現在にいたるまで受け継がれているのかもしれしまへんですな。

 あと、いい按配なのが、同封されていた昆布新聞みたいなプリント。

 紙面右下、「海の特産品」と題されたコラムに掲載されている日高昆布の全体写真がたまりません。一瞬何かと思いました。

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 本日の晩御飯。

 白ご飯から時計回りに、一晩寝かせた肉じゃが、ぶりの刺身、ブロッコリーと鯖水煮のディップ風和え、モロッコいんげんのごま和え。酒は花洛の常温。

 昆布料理はまた今度です。

 

11月6日(火曜) 夜

 ラーメンを注文するときは、たいてい「ネギ多め」にしています。

 もちろん、ネギが好きだからではあるんですが、それに加えて、ネギも野菜だから多めに食べといたほうが体にいいだろうという、よこしまな(?)気持ちも若干入っている気がする昨今。

 ただ、もし「ネギは体に悪い」ってことになったら控えめにするかというと、決してそんなことはなく、むしろ今まで以上にネギ大盛りにしてしまいそうです。

 ネギの美味しさと、背徳の甘美さとが合わさったら、壮絶な旨さになること間違いなし。

 …というわけで、本日の結論。ネギはおいしい。

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 したがって、晩ご飯はネギを使いませんでした。

 白ご飯から時計回りに、ほうれんそうとジャコの卵とじ、赤万願寺、筑前煮(残り物)、筍の土佐煮(残り物)、焼き大根&蓮根の煮物。お酒は坤滴。

 

11月5日(月曜) 夜

 東京・品川からの夜景をしゃれこんで撮ってみました。

 写真の下手くそさはさておき、現代社会って善くも悪くも、化石燃料の大量消費によって異常繁殖している人類の一時代なのだなァと思います。

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 そんなわけで今晩も、化石燃料のおかげで普通の夕食をつくって食べることができました。

 さんまの開きから時計回りに、ただの冷奴、筍の土佐煮、ほうれん草のごま和え、筑前煮。お酒は坤滴のひやおろし。

 お酒も、化石燃料がなくてはこんなに飲めませんから、ありがたい話です。

 

11月3日(土曜) 夜

 文化の日って、多くの美術館や博物館が無料になるんですってね。

 恥ずかしながら、つい昨日知りました。そしてこんな情報を、文化の日の夜にアップするという役立たず日記です。

 そんなわけで本日は美術館や博物館には行かず、京都は蛸薬師通堺町東入る、だし工房「宗達」に足を運んできました。

  一分間で本格こんぶかつお出汁がひける、という噂の商品が試飲させてもらえます。

 風味と香りがの濃厚な「雅」を購入しました。

 そしてそのまま、東京の品川という所に来ております。

 一人でとくにすることもないので、テレビを見たり日記を書いたり酒を飲んだりして東京を満喫しています。

 

11月1日(木曜) 夜

 すっかり寒くなってきましたが。

 うちの職場のオフィスは機密性が高すぎて、暖房とか全くつけなくても本日30℃を記録しました。屋外との気温差15℃以上。

 いつものことなので、まめに体温調整できるよう、薄手の長袖カーディガンに半袖シャツ+チョッキ、そしてアウターはマウンテンパーカという本当によく分からない取り合わせにて出勤している昨今です。朝方から次第に室温が上がっていくにつれて、一枚ずつ脱皮していくのです。

 そんなわけで最近、不本意ながらチョッキばかり着ています。

 

  こうなったら、周囲をして「チョッキおやじ」と言わしめられるよう日々精進する所存です。

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 本日のチョッキ夕食。

 白ご飯から時計回りに、小松菜とじゃこのみぞれ和え、生ゆば、ミートボール、肉豆腐たまごとじ。日本酒は花洛。

 


2012年10月のプチ日記

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