7月30日(水曜) 深夜
悪いことをした人たちがしばしば口にしている。「こうなったのは親のせいだ!」
秋葉原の連続殺人の犯人も言っていたし、東京の書店での殺人犯も言っていた。
そりゃまあ、親の育てかたにも一因くらいはあるかもしれない。ただ、原因なんて探し始めたらそれこそキリがないわけで、もしかしたら食べ物にだって知人にだってテレビにだって携帯電話にだって過去の殺人犯にだって先天的要因にだって原因はあるかもしれない。
最大の原因はおそらくは本人にあるような気がするけれど、原因をひとつだけ挙げろとなると、つまるところ誰にも分からない。第一、犯人と同じ家庭で育った兄弟たちは人を殺したりしていないのだ。原因と結果が一対一対応するほど世の中は単純じゃあない。
自我が培われ始める思春期前期あたり、おもに中学生くらいの年頃の子どもたちは、自己不全感に陥ると「親のせいだ!」という風な他罰的原因帰着に落ち着きやすい印象がある。ようやく自分で自我を培い始めたばかりであるだけに、それまでの自分が他者によって築き上げられたものだという感覚が強いのだろう。
しかし上述の殺人犯の方々はいずれも20代・30代で、年齢的には立派なオトナである。もしかすると近年、思春期前期的思考が20代30代の人たちにも流行しはじめているのかもしれない。こう考えると彼らは、流行の最先端をいっているともいえる。
この調子で流行が加速すれば、いつかは60代くらいになって初めて親を恨む人たちが現れるのかもしれませんな。還暦の誕生日を迎えたとき、それまで穏やかだったオジサンが突然、怒り狂って叫び散らすのだ。
「ワシがこんな風になったのは全部オカンのせいじゃ! ワシの失われた中年期を返せえーっ! ぶっ殺してやる!!」
ただただ戸惑うばかりの母親・トメ子(89歳)は、刺殺されてそのまま昇天いたしましたとさ。
…こういうエピソードを聞いた犯人の方々は、「 その気持ち、すげー分かるよ……」と感動なさるんでしょうかねえ。
7月29日(火曜) 深夜
気がつけば、自宅のいたるところが堕落してきている。
本の上に牛乳石鹸
写真立ての前に制汗スプレー&歯磨き粉
ポスター類の傍らに電動歯ブラシの説明書
以前はもう少し「がんばって」いたはずなのだが、少し気が緩むとすぐこういうことになる。
いや、がんばらずに済むようになってきたのだと、ここは肯定的に考えることにしよう。
来年あたり、サブカルチャー本なんぞの棚は「じゃがいも&タマネギ置き場」になっていると思います。
7月28日(月曜) 深夜
クローゼットにショッキングピンクの靴下しかなくて外出できない!
…という悪夢で今朝、目が覚めました。夢分析的にはやはり、潜在的な結婚願望の現われなんでしょうかねえ。
−−−
先日福岡に行ったとき、当日になって知人から、美味しい店などの情報をメールで教えてもらった。
で、さっそくインターネットカフェに入って、目当ての場所を検索。パソコンで調べた地図画面をケータイで撮影したものを見ながら、市内を巡っておったわけですが。
「パソコンの地図画面をケータイで撮影したもの」を見ているというのが妙に気恥ずかしくて、ケータイのナビを見ているかように思わせるために、意味なく十字キーを押したりしてしまった。
実を言うと、いまだにケータイでネットをしたことがありません。やり方が分からないんだよっ!
7月26日(土曜) 深夜
福岡から帰ってきました。疲れたー。
福岡市内を少しだけブラブラしたので、そのときの写真でも。
草ぼうぼうビル
パンスト被ってるみたいなマンション
まんまとビックリして悔しい
宣伝効果のほどは… 犬とか猫とか入れるのかと一瞬思った
博多のラーメン屋「だるま」に入った 地元の中学生にも人気だったので「よし!」と
思ってたら、よく見たら札幌の高校生でした
「だるま」のラーメン(650円)。 豚骨が大層
濃いので、かなり臭くてプンプン旨かった
7月24日(木曜) 夜
福岡県は天神に来ております。
本日の夕食はローソンの焼きそば。旅先で食べるとなんでも美味しい。
−−−
カラスヤサトシ氏の漫画を読み直していて、ふと思い出したこと。
小学生の頃、思いつきで、新品の消しゴムを「神様」ということにして拝んでみたことがあった。
そして気がつく頃には本気で信仰心が芽生えてしまい、使うに使えない、捨てるに捨てれないという状態になってしまったのだった。神様で字を消したりしたらとんでもないバチが当たりそうだし、捨てたりしようものなら命を奪われるかもしれない。
…で、その消しゴムは結局、恐くなってきて友人にあげてしまった。「これ、神様やからな」と正直に言うと怪しまれそうだから、「なるべく使わんほうがええで」とだけ忠告して。
多神教というのは、きっとこういうことなんだと思います。
7月22日(火曜) 深夜
知人の女性から沖縄みやげにマンゴーを頂戴しました。
といっても暗喩のほうではなく、本物のマンゴーです。果物のやつです。
マンゴーと書くと婉曲でかえってヤラシイので、今回に限りマンコと表記させていただきます。
頂戴したマンコです。赤く熟れあがって美味しそうなのだけど、実を言うとマンコを食べたことがないので、どうすればいいかネットで調べました。
マンコの先端についてた微妙な突起。一見するとチンコっぽいですが、マンコにチンコが付いてるのはおかしいので、朕はこれを栗と呼びます。
ネットで調べたところ、魚のように3枚におろして食べるのがいいとのこと。真ん中に薄くて大きなタネが秘められているそうで…。
マンコの真ん中部分はしゃぶりついて頂きました。めちゃくちゃ甘酸っぱくて、あふれそうなほどにジューシーで、とろけそうな美味しさ!!
両端のマンコはざっくり剥き身にして、そのまま頬張らせていただきました。世のなかにはマンコという快楽があったんですねえ。すごい。
マンコのタネを中身までじっくり観察させてもらいましたところ、こんな得体の知れないブツが入っていて驚愕。
でも、朕はマンコが大好きになりました! 現在34歳です。
7月21日(月曜) 深夜
連休は友人宅でタコヤキパーティーと洒落込んだのち、明石〜淡路島を巡ってきました。
大阪人の家には本当にタコヤキ器があるからすごい。というか、大阪人以外でタコヤキ器を所有している人をぼくは知りません。
流し込んだタネを串で返していくのだが、これが結構難しい。上の写真の最前列が惨めなことになってるのは、初心者のぼくが返したからです。
自分で焼いたタコヤキ。形も色も醜悪で、SF映画に出てくる「邪悪な惑星」みたいであります。味も濃くなりすぎてダメダメでした。
大阪人が焼いたタコヤキ(ぼくのがあまりに不味そうなので同情して恵んでもらった)。ふっくらと焼きあがりつつ、中身はジューシーで旨い! 翌日、本場の明石焼を食べるため、電車に乗って兵庫県は明石に出向く。。二日酔いでダウンしていたので、迎え酒をあおってから出発。
というわけで明石焼。正直言うとタコヤキのほうが好きなのだが、場の空気を重んじて口を慎む。いわゆる「KY」(空気読む)である。 明石から船で淡路島に渡る。二日酔いで淡路島に行くのは無謀だと猛反対したのだが、他の面々にうまいこと説得されて同行することに。
海水浴場でカメラ片手にウロウロしていると明らかに変態っぽいので、とりあえずビキニを撮る。ビキニを下着だと自己暗示するのがコツ。 これはやはり明石焼でしょうか。小さい頃からこうして腕を磨いていくんでありましょう。でも、こんなにたくさん作ってどうする?
淡路島に堂々と鎮座していたエロ銅像。シャイなぼくなどは目のやり場に困っていたのだが、みんな普通に素通りしているから神経を疑う。
7月18日(金曜) 深夜
本日の。
子供と老人の皆さん、あなた方は車が近づいても分からないそうですよ。
−−−
さて本日、Go smoking に連載しているコラムが更新されてます。
今回のテーマは「タバコが一箱千円になるとき」。 ひょっとしたら現実になるかもしれないタバコ一箱千円法案について、いつものごとくマジメなことを書いております。一箱千円はいやじゃ、いやじゃ。
よければご覧いただけると嬉しいです。
7月17日(木曜) 深夜
ちょっと改まった場に出ないといけなくなったのでスーツが必要となった。
普段スーツを着ない職場なので、こういうときに困る。
冬用のものはひとつ持っているのだが、夏用のものとなると10年くらい前に買ったものがあるきりである。ためしに着てみたところ、ウエストがおそろしく小さくなっていて(というか自分が太ったのだけれど)、ボタンとチャックを閉めるとパッツンパッツンになってしまった。こんな姿では「改まった場」になど到底行けない。
そこで仕方なく夏用スーツを買いに行ったのだが、普段スーツを着ないから、どういうのを選べばいいかよく分からない。
個人的にベージュ系が好きである旨を店員に伝えると、スーツ自体は適当に見繕ってくれた。ただ、問題はシャツである。星の数ほどあるシャツの中から選ばないといけないものの、どういう取り合わせがいいのかさっぱり分からないのだ。
とはいえ、この期に及んでも妙なプライドを死守したくなる自分がいたりもして。「シャツはどれがいいんでしょうねえ?」などと訊けば、あからさまに初心者丸出しで恥ずかしい。ここはひとつ自分のセンスで選んでみようじゃないか。
…というわけで、水色のシャツを手にとって「これなんかどうでしょうかねえ?」と尋ねてみたところ、店員いわく。
「うーん……。まァ、お客様の好みもありますから、一概にダメとは言えないんですが……むしろ、こっちなんかもいかがですか?」
ここまで遠回しに「全然ダメ」と言われては、買う気も雲散霧消しようというもの。けっきょく素直に、店員オススメのシャツを買ったのでした。
こんなことなら、最初から店員に意見を尋ねていたほうが、よっぽど恥をかかずに済んだ。
7月16日(水曜) 夜
職場で同僚から指摘された。
「名倉さん、右手の甲の横に汚れがついてますよ」
で、とっさに確認したところ、相手から固まられてしまった。その経緯は次のとおり(自宅での再現写真ですのであしからず)。
赤い矢印で示した「ここ」に汚れが付いている、と同僚から指摘されたのでした。
で、どれどれ…と確認するに至ったわけですが。
とっさにとった動作が、上の写真のような「手首を逆さ(左)にねじる」というものだったのです。
同僚いわく、「どうしてそんなにツラい確認のしかたをするんですかっ!?」。
ええと、いや、何にも考えずにこうやっただけなんだけど……。
同僚によると、こういう場合は、手首をちょっと右に曲げればすぐ確認できるとのこと。
実際やってみたら、全くその通りでした。へえー、物知りだなあ。
今日は便利な方法を知ったので、とても収穫が多い一日でした。手の汚れならオレに任せろ!
祇園祭の宵山とか言って浮かれてるヤツらが莫迦に見えてくるぜ!!
7月15日(火曜) 深夜
【シンプルバージョン】
『クローズアップ現代』で「ゆるキャラ」が紹介されていた。
なんでも各地の自治体が町おこし戦略の切り札として「ゆるキャラ」を創作しているらしいとのこと。
でもこれって、「我が街も今後は『カスハガ』で行きましょう!」みたいな話じゃないんでしょうかねえ。
−−−
【バカ丁寧バージョン】
NHK総合のマジメ番組『クローズアップ現代』で、「ゆるキャラ」が紹介されていた。
奇妙なキャラクター"ゆるキャラ"が全国を席巻している。自治体を中心に数百種類。彦根市の「ひこにゃん」は観光客誘致の目玉に。平城遷都1300年の「せんとくん」は、"きもかわいい"と賛否激論に。裁判員制度では「サイバンインコ」以外に60以上も登場。話題の秘密は、低予算で作られたつっこみどころ満載の「完成度の低さ」や「独特の毒気」。象徴的なのは「夕張夫妻」。"負債"と"夫妻"をかけた自虐性が賛否を呼ぶ一方、財政破綻した夕張市にとって安上がりなPRの切り札となった。この"ビジネスモデル"に新時代のPRの形を模索する広告会社も参入を始めている。ブームの深層を読み解く。(NHKの公式サイトから抜粋)
ナレーションによれば、最近さまざまな自治体が、町おこし戦略の切り札として「ゆるキャラ」を用いているとのこと。
…今更こういうコトに噛み付くのも大人げなくて恥ずかしいのだけれど、べつに大人じゃなくていいので書かせてもらおう。
「ゆるキャラ」といえば、みうらじゅん氏がかつて下記のような物々とともに紹介したウォッチ対象のひとつである。
要は『シベリア超特急』や『インビジブル』といった作品をバカ映画として愛でる感覚と近いものと(少なくともぼくは)思っていたのだが、自治体の人たちはどうも根本的なところを勘違いして、「我が街にもゆるキャラを!」とおっしゃっている気がする。
でもこれって、「我が街も今後は『カスハガ』で行きましょう!」みたいな話じゃないんでしょうかねえ。
そういや以前、ゆるキャラの表彰式で某市を訪れたみうらじゅん氏は、その「真意」を市長に悟られた末、「もうウチの市には絶対来るな!」と言われたことがあるらしいですから。
−−−
実はいつも、どのへんまで書き砕いたらいいのか迷ってます。ま、迷うほどのことも書いてないんですが。
7月14日(月曜) 深夜
職場に着いたら、あまりに異様な臭さが漂っていてびっくりした。
入り口に到着した頃からおかしいなと思っていたのだが、廊下からデスクから果ては社員食堂まで、何かが腐ったような臭いが一面に充満しているのだ。これは尋常な事態ではない。ひょっとして社内で殺人事件があって、どこかに死体が隠されているのか? それとも毒ガスによるテロでも起きたのか?
ただ、他の社員たちはみんなごく普通に雑談したり仕事したりしている。この異様な悪臭のなか、何ごともないかのように振舞っている同僚たち。一体どういうことなのか!?
怪訝に思って、「なんかスゴい臭いしてるよね?」「なんの臭いやろうね?」と話しかけてみても、相手からの反応はことごとくゼロ。「え?なんか臭う?」「なんの臭いもしないけど…」といった返答ばかりで、まったく話にならないのだ。それでもしつこく食い下がっていたら、ついには「幻臭じゃないの?」などと言われる始末。
これだけの悪臭が漂っているのに、周りの人々には全く理解してもらえない。…あまりに不条理な展開に、孤絶感ばかりが悶絶しそうなほどに募ってくる。ああ、どいつもこいつも、どれだけ鈍感なんだ!
−−−
真相が判明したのは、その数時間後だった。なんか鼻に違和感があるなァと思って鼻水をかんでみたら、膿みたいなのがべっとり出てきたのだ。それと同時に、さっきまでの悪臭が濃縮されてブワーッとやってきて。
原因は鼻の内側にできた腫れ物だった。鼻腔内にたまった膿が、自分だけに猛烈な臭さをもたらしていたのだ。
でもこういうことって、実はしょっちゅうあるのかもしれませんな。臭いに限らず、実際は大丈夫なのに自分ひとりだけ絶望感に圧倒されてるとか。
7月10日(木曜) 深夜
地球温暖化によって北極の氷が溶けつづけているせいで、ホッキョクグマが次々に飢え死にしている。
…という内容のドキュメンタリー番組を近ごろよく目にする。
崩れ落ちる氷壁の映像が大写しにされた後、追跡調査しているホッキョクグマの一家が続々と飢えていくようすが克明に描かれる。流氷の量がグンと減ったために、餌となるアザラシを捕まえられなくなったのだ、と。
飢え死にしていくホッキョクグマを見ていると確かに可哀想なのだけれど、これって少し前までのアメリカの戦争映画みたいな、プロパガンダ映像じゃあないのかとも思う。なんとなれば、取材の視点をアザラシ側に置いてみたら立場逆転、一挙にハッピー映像になるからである。
崩れ落ちる氷壁の映像が大写しにされた後、追跡調査しているアザラシの一家が登場。かわいいアザラシ赤ちゃんが邪悪なホッキョクグマに食いちぎられて茫然とするお母さんアザラシ。しかし近年、ホッキョクグマが激減したおかげで、新しい赤ちゃんアザラシはお母さんとともにすくすくと育つようになりましたとさ、と。
実際のところ、北極の氷が溶けるとアザラシも激減してしまうらしいけれど。だったらアザラシに食われる小魚の一家の立場になって取材すればどうだろう。これまで邪悪なアザラシに次々と捕食されていた哀れな小魚クンたちが、ようやく安泰に暮らせるようになってきた現実を描くドキュメンタリー。
昨今のマスコミ報道から分かるのは、地球温暖化を「悪」とするほうが都合のいい人たちが背後にたくさんいる、ということに尽きますか。
まぁ、ぼくもどちらかというと変化を嫌うタイプの人間なので、地球は温暖化してほしくないクチなんですが。
7月9日(水曜) 深夜
傘をよくなくす。
電車に乗れば置き忘れ、本屋に立ち寄れば傘立てに忘れ、酔っ払えばどこに忘れたかすら覚えていない。これまでになくした傘は、おそらく数十本は下らないはずである。
その一方で、気がつけば見知らぬ傘が手元にあることも日常茶飯事だ。店の傘立てからよく似たものを持ち帰ってしまったこともあれば、我が家に来た友人が置き忘れていったものもあれば、酔っ払ってよく分からないうちに増えていたものもある。
ぼくがなくした傘もきっと、どこかで誰かに使われているのかもしれない。なくし、なくされ、世の中を巡る。カネは天下の回り物と言われるけれど、こう考えると、カサも天下の回り物なのかもしれない。世の中を常に漂いながら、人から人へと移ろい続けているのだから。
傘は「存在」ではなく「現象」である。
たとえば川の流れ。川が流れている様子は確かに目の前に「存在」するけれど、眼前の流れを切り取ろうとしても、すぐさま単なる水へと変貌してしまう。たとえば生命。生物たちの命は様子は確かに目の前に「存在」するけれど、眼前の生命を切り取ろうとしても、いつかは単なる死骸へと変貌してしまう。
川の流れも命のつむぎも、移ろい続けているからこそ存在する「現象」なのだ。それらが移ろいをやめたとき、現象はこの世から存在しなくなる。
…とかなんとか思索して、しばしロマンチックな感慨にふけっていたのだけれど、実際のところ傘は我が家でなぜか増え続けていて、邪魔になって仕方がない。移ろい続けてなくてもずーっと存在し続ける、紛うことなき「存在」である。
傘ごときでロマンチックな気分に浸っていた自分に心から失笑するのみです。なにが現象だ。
−−−
でもまァ、お金は「現象」だと思うんですがねえ。絶対に動かさない使わないと決めたお金は、もはや存在ではない。
お金は寂しがり屋で、たくさんの仲間がいるところに集まりたがるらしいから、ずっと「現象」たり得続けるんだろうなとは思うんですが。
7月8日(火曜) 深夜
社内の重要な資料はいつでも誰でも見られるよう、常に所定の場所に置かれている。
閲覧したらその場ですぐ返却するよう、周知徹底されているのだ。
しかし本日、ある資料を参照しようとしたら、所定の場所から消え去っていた。大事な書類を勝手に持ち出したのは誰だ !? こっちは今すぐ閲覧しなくちゃならないんだよ! ぐわーっ!!
怒りに打ち震えながら持ち場に戻ってみたら、その書類は自分のデスクの片隅に置いてあった。そういや昨日持ち出して、そのまま忘れていたのだった。
ただでさえ怒り心頭に発しているところに、自分への怒りまで加わって、もう気が狂いそうにブチ切れていた本日でした。
7月7日(月曜) 深夜
ここしばらくの自炊生活でも。
「妄想ネッチョリ卵かけごはん」
ああ、もうこんなになっちゃって。糸ひいてるよ。…と妄想しながら食す!
「スペアリブの骨入りカレー」
スペアリブさえ食べられれば、それなりに機嫌よく暮らせます。「火ィ通しすぎな鶏の唐揚げ」
久々に揚げ物を作ったらので火加減ミス。日焼けサロンで焼いたみたい。「おもひでポロポロこないセビチェ」
こんな外国風情の料理に想い出ポロポロくるわけありません。ファック!
「讃岐うどんベーシック」
これが基本です。でもファミリーベーシックはちっとも基本じゃなかった。「屁こきアスパラガス」
アスパラを食べると屁がよく出る、というガセネタを信じてた小学生当時。「明太子スパゲティ VS 県警」
暴力団員だって明太子スパゲティくらい食うんじゃい!チャカよこせ!!
「スペアリブのボルシチ風」
実は週に1回スペアリブ食ってます。そらコレステロール値も上がるわ。「ウェット&メッシー讃岐」
なにがなんだか分からないくらいグチョグチョ、ヌルヌルなのよね。昇天。「段取りチキン&下痢カレー」
カレーを食べる度に一瞬うんこを想ってしまう習性をなんとかしたい。
「ドロドロ中華炒め」
あんかけ風でドロドロなので、もちろんヤラシイこと考えながら食べます。「スペアリブ煮込み」
近所のスーパーでスペアリブばかり買ってることに気付きました。「牛すじカレー(猥褻物指定)」
煮込んでトロットロになった牛すじがまたタマランのです。もはや猥褻物。
「冷蔵庫一掃ポトフ」
冷蔵庫の残り物をぜーんぶ投入して作ったテキトーポトフ。
「ひこにゃんの煮込み」
ひこにゃんの肉は比較的あっさりしているので、大根などによく合います。「スペアリブ肉じゃが」
そろそろスーパーの店員から、陰で「スペアリブの人」とか呼ばれてそうで不安な昨今です。「豚のショウガ焼き」
作るの超かんたんなのに、こんなに美味しいなんて。ショウガ焼きは今世紀最大の発明だ。…ん、今世紀?
7月4日(金曜) 深夜
昨日に引き続き、小学生の頃の落書き帳。今回は時間割です。
1.がっきゅー会
2.さんすう
3.こくご
4.そうじ
------------------
授業に「そうじ」ってあったっけ? でもきっと、勉強の授業よりはずっと嬉しかったハズ。
1.さん
2.くらすあそび
3.しゃ
4.たいそく
------------------
いちばん嬉しいイベントだった「クラス遊び」!
でも4限目の「たいそく」って何だ?
1.りか
2.えんぜつ
3.こくご
4.たいいく
------------------
授業で「演説」があったとは。どうせ原稿棒読みで、語尾は「〜です」or「〜と思いました」だったに違いない。1.さん
2.こく
3.しゅうじ
4.???
------------------
習字の授業では墨汁のぶっかけ合いという恐ろしい真似をしていた記憶が。4限目は全く解読できず。なにを習ってたんだ!?
当時は一週間の授業があらかじめ決まっているのではなく、けっこう先生の気分で裁量されていたんだなあ。
−−−
さて昨日、Go smoking に連載しているコラムが更新されてます。
今回のテーマは「タバコと地球温暖化」。 タバコを吸っていたら「そんなの吸ってると地球温暖化になるんだよ!」と叱られた件について、ブツブツひとりごちております。ただ、タバコを吸うときに出る二酸化炭素はたかが知れているものの、製造時に費やされる燃料が問題なんだとする一派もあるようで…。
よければご覧いただけると嬉しいです。
7月3日(木曜) 深夜
実家の机の引き出しに眠っていた、小学生の頃の落書き帳(おそらく小学3年生のときのもの)。
そういえば「手作りのすごろく」とかよく書いてたよなァ…と懐かしくページをめくっていたわけですが。
「かぼたろうものがたり」
むかしむかし、ある所(自分で考えろ)におじいさんとおばーさんがすんでいました。
おじーさんはバキュームカーに、おばあさんはかいものに行きました。おじいさんがバキュームカーの中に入ると、大きなかぼちゃがおいてありました。さっそくおじいさんは、そのかぼちゃをもって帰りました。(つまらなすぎるので以下略)
「しゃれ集」
・太陽を見たら、目が い太陽(たいよー)。
・ないかは、ないかなー。
・コーラやさんが、コラッとおこった。
・でんわをかけても、あいてはでんわ!
小学生当時の自分ながら、断じて許せない気分になってきました。ああ、どうしてこんな歳まで生き永らえてしまったのだ!?
7月1日(火曜) 深夜
毎朝ギリギリに起きて出勤しているので、最寄り駅まではいつも小走りしている。
そうでないと電車に間に合わないからなのだが、毎朝路上ですれ違う人たちからは恐らく、「いつも小走りしている人」だと思われている。ああ、いつもの小走りの人だな、今日も同じ朝だなという風に思われている(たぶん)。
逆にぼくのほうも、毎朝路上ですれ違う人たちの何人かには、勝手なあだ名をつけて心の中でつぶやいている。
それは別にいいのだが、今朝はいつもと事情が違った。朝の目覚めがよく、いつもより数分早く家を出ることができたおかげで、小走りせずとも電車に間に合うという嬉しいハプニング(大げさ!)に見舞われたんである。
でも、今日だけ小走りしていなかったら怪訝に思われそうというか、なんとなく申し訳ないというか、気恥ずかしいというか、そんな感じがしてきて、必要もないのについつい「いつもの小走り」を演じ切ってしまったのでした。
これから一生、毎朝小走りしなければならないのか。暗澹たる小走り。
6月30日(月曜) 深夜
本日の定食屋。
ギョーザ定食とかホイコーロ定食とかなら分かるが、 ナスビ定食である。ナスビって単独で主役を張るような食べ物だったっけ? ぼくの記憶では、ニンジンやタマネギ、きゅうりなどと同じく、おかずを作るための一脇役としていう位置づけだったはずだが…。
ああ、どれも全然食指が動かない。こんなものは定食じゃあない!
ちなみにナスビ定食、サービス品であるうえ、お値段も最高値である。食べてみたかったがけれど休業日だったので、また今度食べてみよう。
−−−
ついでに本日の大流行。
確かにクロックスのバッタもん(パッチもん)って、一時期すごい勢いで大流行しましたですな。
ふにゃふにゃなので副木のような紙が宛がわれているのが涙を誘います。