9月30日(木曜) 夜
ひさしぶりに奮起してトンカツを作ったわけですが。
いざ食べようとしたら、中身の肉が分離してこんなことになってしまった。
悲しい。せっかくがんばって作ったのに……。
残ったコロモだけ食べても「これ美味い!」と感じてしまった自分がもっと悲しい。
安く生まれた自分に感謝、かァ…。お母さんありがとう!!
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さて本日、Go smoking に書かせてもらっているコラムが更新されてます。
今回のテーマは「タバコとコンドーム」。 タバコ箱のパッケージデザインがコンドーム箱に似てきつつある、という噂を実際に検証してみたレポートです。いざ薬局に行ってみるとタバコ箱に似たコンドームがいくつかあったので、「タバコとコンドームを入れ替えたら周囲に気付かれるかどうか」を実験してみました。
よろしければ御一読くださると嬉しいです。
9月29日(水曜) 夜
自分の尊敬している人が、個人的にどうでもいいと思ってるアーティストの大ファンだったときの何ともいえない気分。
こういうのを受け入れていくことが、大人になるというコトなのかもしれません。
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話は変わって。
職場で「びっくりドンキー」の話題が出た。言わずと知れた高級ハンバーグのファミリーレストランである。
話題といっても大したことはない、「びっくりドンキーのドンキーって何の意味なんだろうね」。
「ドンキーコングから採られてるんじゃないか?」「店頭にゴリラのキャラクターが掲げられていた気がする」との意見も出たが、どうもよく分からない。それにほんとうに、ゴリラのキャラクターなんて店頭に飾ってあったっけか。
気になって英和辞典で調べてみたら、第一義の「ロバ」のほか、リーダースプラスには次のような意味が掲載されていた。
【donkey 】
1. 締めつけ枠とのこぎりのついた木工装置; 家具装飾のはめこみ細工に用いる .
2. 入団テストを受けている選手 ; ゲーム 幽霊ことば (⇒ GHOST ).
3. 保線手, 保線工.
4. 相乗り (dink).
5. 一物 (penis), 特に 巨根, 馬並み.
「びっくり」という言葉にふさわしいのは、木工装置でも保線手でもなく、やはり「巨根、馬並み」だろう。びっくり!
一家そろってのファミレスの店名が「びっくりするような馬並みの一物」の意味だったら、それこそ「びっくり」である。
…いやまァ、そんなわけはないと思うんですが、そうだったらいいなァと願いつつ。
9月28日(火曜) 夜
職場の同僚がカフェで「キューカンバ・サンド」を食べたと喋っていた。
話から察するに、どうやらサンドウィッチの一種らしい。ったく、最近のカフェときたら、よく分からない具をはさんだ新製品ばかりなのか。
だがよく聞いてみたら、キューカンバはきゅうりの英語名であるとのこと。えっ、「きゅうりサンド」のことだったのかよ!
ぼくは流行に疎いというのもおこがましく、ただ単に英語に弱いだけの話でした。悔しい。
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そういえば過去にも、似たようなことがあったのを思い出した。
しばらく前のことだが、洋服のカタログを見ていたら次のようなラインナップが載っていた。
「フリースセーター (カラーバリエーション:ダークグレー、エッグプラント)」
写真にはダークグレーの商品しか掲載されていなかった。気になるのは、残る「エッグプラント色」である。なんですかこれは?
エッグプラント="Egg Plant"。直訳すれば「卵工場」か。卵工場色のセーター、どんなのなんだろう。やはり壁の色、ベージュみたいな感じだろうか。
…と一人でワクワクしていたのだが、先日、エッグプラントは野菜の「なすび」のことだと偶然知った(卵のような植物という意味)。なすび色。なあんだ、そういうことでしたか。
それにしても卵工場色、限定されてるのかされてないのか皆目分かりません。こんなのを疑いもせず信じていた自分が不憫です。
9月27日(月曜) 深夜
KIRINの「酸化しにくいワイン〜」というCM。
「参加しにくいワイン〜」と聞き違えてしまった自分がちょっと不憫ですが、それはさておき。
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地方の小さな私立高校で教員をしている知人がいる。
そんな彼が先日、「ウチの高校に新しい校舎が増築されたんだけどさァ」と前置きしたのち、こんな話をしてくれたのでした。
「ついでに音楽サークルの部室も全面改築されたんだよ。周囲に音が漏れるって苦情が来てたもんだからさ」
「で、何百万円もかけて、すげえ分厚い防音扉付きの部屋が完成したんわけなんだけど」
「いざ使ってみたら、扉が分厚くなったぶんで部屋がせまくなってて。部員が入りきらなくなっちゃって」
「けっきょく扉を開放して、廊下も使って練習してるんだ。おかげで苦情がますます届いて、もうどうしようかと」
こんな往年のコントのような話が実際にあるのか…と久々に唖然としてしまいました。
ちなみにこの部室、今年の冬にはエアコンを通すので、壁に穴を開ける予定だそうです。 陰ながら応援しています。
9月26日(日曜) 夜
四条河原町の南でいつも出会うマネキンがある。
物憂げでアンニュイな、どことなく寂しげなその表情にいつもドキッとする。
…のだけれども。彼女の全身はこんな風なのでありました。
雨具専門店のディスプレイとして日々、歩道に佇みつづける彼女。前掛けにデカデカと輝く「雨カッパ」の文字。
そりゃアンニュイにもなるわ。それとも羞恥プレイか何かなんでしょうか。
「ふっふっふっ、カトレーヌ。次のお仕置きはこれだ」
「ええっ! ご主人様、まさか……」
「そうとも。この雨カッパ前掛けを着て四条河原町に立つがよい」
「そ、それだけは! お許しください、ご主人様っ!!」
「着るのだっ! 雨カッパ前掛けを着るのだっ!!」
「ああーっ!!」
なんか、ちっとも興奮しないですね。失礼いたしました。
9月25日(土曜) 深夜
散髪に行ってきました。
後退しつづける生え際に理容師が気を使ってるのがヒシヒシ伝わってきて、心の中で「すみません…」とつぶやいてしまう。
まだフサフサしている側頭部をカットするときは遠慮なくハサミが入るのだが、デリケートゾーンに差し掛かると手がとまり、「温存すべき毛」と「切っても大丈夫な毛」が慎重に選り分けられるのだ。時限爆弾のコードを切断する処理班の人たちもきっと、同じような思いをしているのだろう。
妙に念入りな頭皮マッサージに、感謝しつつも内心傷つきながら。
ところで床屋ではヒゲも剃ってくれるのだが、ヒゲを剃るときは個人的に、伸びていればいるほど剃るのが楽しい。無精ヒゲが5ミリくらい生い茂った顔面を剃る悦楽は、連休におけるぼくのメーンイヴェントと言ってもいいくらいである。
なので床屋に行くときは、無精ヒゲをなるべく伸ばすように心がけている。
ぼくなりのサービス精神のつもりなんだけど、何か間違ってるでしょうか。
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散髪に行った後は、レンタル屋で『スクール・オブ・ロック』を借りてきて観てました。いやー楽しかった。今月最高の一本!!
思えば数ヶ月前、映画館で観ようと思ってたのに、いざ行こうと思ったら数日前に上映が終わっていたのでした。で、こうやってレンタルで観ているという体たらく。自分が時代に追いつけない体質であることを再確認しております。
ところで、映画を観て「原作のほうがずっとよかった」とコメントするのって、かっこよくてちょっと憧れる。
『スクール・オブ・ロック』も原作のほうがずっとよかった。…あれ、原作なんてあったっけ!?
9月24日(金曜) 深夜
一昨日、深夜の2時にやっていた健康番組を見てしまって以来ずっと眠くて仕方がない。
こんな時間にテレビ見るくらいなら、寝たほうがずっと健康的だった。
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しばらく前、いつも読んでるサイトの日記に「トランクスの前ボタンはいつも開けっ放し」という話題が出ていた。
我が身を振り返っても、確かにそのとおりである。トランクスのボタンなど閉めたことがない。というか、新品を買ったときは「まず前ボタンを開ける」のが穿く前の儀式になっている。いったい何のためのボタンなのだろう。
周囲の人々はトランクスの前ボタンを律儀に開閉しているんだろうか? と思って公衆トイレで観察してみたのだが、ズボンのチャックの中でさらにボタンを開け閉めしてる人など皆無だった。やっぱりみんなそうだったのだ。
彼らがブリーフ派だった可能性もあるが、トランクス派とブリーフ派は現在ほぼ半々という状況らしいので、全員がブリーフだったとは考えにくい(ちなみに高校生くらいまではトランクスのほうがカッコイイことになっていたが、その後はブリーフのほうがむしろ粋という風潮になってきていろいろ難しい)。
しかしここで、もう一つの可能性に思い至る。ひょっとすると彼らは、「トランクスの前ボタンを閉めっぱなし」で過ごしているかもしれない。世の殿方たちは前ボタンを閉めっぱなしでも特に問題なくミートホースを出し入れできるのではないか? ということは、小生のミートホースは人並み以上の……。
そういうことでしたか! これからは堂々と公言することにしよう。「オレ、トランクスの前ボタン開けっ放しなんだよねー!!」
ズボンのチャックが全開になっていると中までモロ見えになってしまうのが難点なんですが。たまに出先でびっくりする。
9月23日(木曜) 夜
高校時代のスナップ写真を見たりしてすごした休日。
当時の自分の写真を見ると、どれも身を乗り出してるポーズだったのでびっくりした。周囲の級友よりも大きく写ろうとしているのだ。周囲の面々も同じく身を乗り出しているので結果的にはそれほど目立っていないのだが、それでも「自分が大きく写ろう」とする姿勢を持っていた自分が新鮮だった。
というのも現在のぼくは、なるべく自分が小さく写るように身を引いているからである。
ただ、これは謙虚になったからではない。歳を重ねるにつれて、「身を乗り出すと頭のデカさが強調されてしまう」ことに気づいたから。
周囲の者も同じようで、最近のスナップをよく見ると全員、身を引くようにして写真に収まっている。そういや写真を撮るとき、みんな競うようにして「周囲よりも後ろになるように」ポーズをとっているような気がする。
なあんだ、そうだったのか。大人になるにつれて謙虚さを身につけたのかと思っていたが、みんなそういうことだったのか。自己顕示欲がなくなったわけではなく、利己性が分かりにくい方向に進化しただけの話。
氷山から海に飛び込もうとするペンギンの群れが、お互いに先頭を譲り合う習性を持っていることをふと思い出した。自分がサメなどに食われるのを避けるために、まずは仲間を飛び込ませて、安全を確認しようとして譲り合っているワケである。
謙虚さとて利己的行動のひとつなのかもしれませんな。人間が動物の一員であることを実感させられた一件。
9月22日(水曜) 夜
職場の同僚が騒いでいた。
「図書館で本を借りたら、髪の毛が何十本もはさんであったんですー!」
借りてきた小説を読もうとしたら、大量の毛髪がワラワラッと落ちてきたんだという。
確かにこれは気持ち悪い。おそらく前の利用者がイタズラで入れたものと思われる。陰毛でなかったのがまだしもの良心かもしれないが(当の本人も股間がチクチクして大変だろう)、いずれにしても悪質なイタズラであることには変わりない。
これで思い出すのがぼくの父親である。
父親には「本を読みながら頭をかきむしってフケを落とす」という癖があった。借りた本ではさすがにしなかったようだが、自分の本だと遠慮なくボリボリボリッ! そりゃあもう大量のフケをページに落としていたのだった。落としたフケは掻き集めて捨てるときもあれば、そのまま閉じられることもあった。
で、ぼくは高校生当時、金もないので父親の本を勝手によく読んでいた。
そんなある日、父親の本棚にあった『項羽と劉邦』を手にとって読みはじめた。しばらく読んでいたら身体が疲れてきたので、ベッドに寝転んでさらに読み進めた。物語は項羽と劉邦の決戦に向けてテンポよく収斂していく。
…と突然。仰向けになって読んでいたぼくの顔面に、大量のフケが降り注いできたのだった。う、うわ! ゲホゲホッ!!
こうして項羽と劉邦の決戦の火蓋は、「父親のフケ」によって切って落とされたのでありました。…どんな戦いやっ!!
ええと。皆様におかれましても、読書の際のフケには十分お気をつけいただければと思います。
9月21日(火曜) 深夜
さっきテレビで、100歳を越える長寿者の数が増えているというニュースをやっていた。
でも個人的には、自分みたいなショボい人生が100年も続いたって全然嬉しくない。べつに早死にしたいわけではないが、できればもう少し早く、楽に死にたいものだと思う(いまの不摂生を考えると、心配しなくてもそうなるとは思うけれど)。
ただ周りを見渡してみると、ぼくと同じく人生を全然楽しんでなさそうな人が、健康食品とかスポーツとかに熱をあげていたりする。
こういう人こそ真のマゾヒストである。100の苦痛が短期間続くよりも、10の苦痛が何十年も続くほうが総量は多い。
マゾの人こそ生活習慣に気をつけ、暴飲暴食や過度のストレスを避けて、「あるある大事典」とか見て過ごすべきなのもしれませんな。
すぐに死んじゃうような輩に、自虐とか破滅とか名乗る資格なし。飲んだくれたりする前にジョギングしなはれ!!
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関係ないが先日、山本さんという人と初めて顔合わせする機会があった。
で、おたがいに軽く自己紹介した後、
相手:「ナグラさんって、苗字どんな字ですか?」
ぼく:「えーと、ナにクラです。ヤマモトさんは?」
相手:「ヤマにモトです」
ぼく:「あ、そうですかー」
けっきょく何の情報にもなってない。というか、ヤマモトって、どんな漢字でも「ヤマ」と「モト」である。こういう当たり前すぎる会話が、当然のように流れ去っていく日常の恐ろしさ。 まァ誰も困ってないから別にいいといえばいいんだけど。
自分の名前について訊かれたら、今後は「メイキのメイにハシリヤグラのクラです」とでも答えるか。
名器の名に、走り矢倉の倉。よけいに分からないですか。
9月20日(月曜) 深夜
プロ野球のストが終わりましたか。
どうせなら選手全員でハンストすればよかったかもしれない。みんな飲まず食わずで、どんどん衰えていくのだ。
で、とつぜんストが終結して試合再開。みんなフラフラの状態で軟弱プレイ続出。
そんな中、審判だけが力強く「スットラーイク!」と声を響きわたらせて。
あと、古田選手が球団側に、「要求が受理されなかったらヘアヌード写真集を出すぞ!」と脅してもよかったか。ほんとうに怖い。
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ところで先日、コンビニでハンバーガーを買ったわけですが。
裏面をみたら、マツタケが入っていたのでびっくりした。
マツタケって、隠し味として入れるものだったのか。ふつうだったら「マツタケ入り!」とアピールしそうなものだが、こんな風に謙虚に入れられると、どう反応していいか分からなくなってしまう。
「ゴマ付きパン」に主役の座を明け渡すマツタケ。「りんご」と同列にあつかわれるマツタケ。
…マツタケ君、これでいいのかい? 悔しくないのかい!?
近所の吉野家で牛丼食ってたら、隣客が実はタモリだったような、なんとも複雑な気分でありますよ。
9月19日(日曜) 夜
ジオシティーズのサーバ容量がカツカツになってきたので、サイトをこちら新サーバに移転させました。
お越しくださりありがとうございます。
…と思ったら、10月からジオシティーズの容量が増やされるとの告知が。あうー、どうしていつもこうなるのか。
でもせっかく移転したので、今後はこちらで更新します。
ブックマークやアンテナの変更等、ご迷惑をおかけしますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。「これを機に読むのをやめる」というのがいちばん賢明かもしれませんが、それは言わない約束でひとつ。
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デザインのほうはびっくりするくらい変わり映えがありませんが、表紙その他ちょこちょこといじっております。
日記や連載の過去ログページも作りましたので、よろしければご参照ください。勢いだけで作ってしまったので、今後「過去ログページは放置されたまま更新されず」てなことのないよう気をつけたいと思います。自分の行動パターンはだいたい見当がつく。
それでは、本日は疲れたのでこのへんにて失礼します。
9月18日(土曜) 深夜
ジオシティーズで借りてるサーバ容量がいよいよ逼迫してきた。99.7%使用中。テキスト打つにも気を使う情けなさである。
で、プロバイダで確保しているスペースへの引越し作業をチマチマやっていたわけですが。
せっかくなのでこれを機に、多少かっこいいデザインに変えようかと思ってレイアウトをいじっていたら、顔から火が出そうな代物になってしまった。ここでネタにするのも恥ずかしい、といえばお分かりいただけるだろうか。莫迦が色気をだすとロクなことにならない。
この連休中には移転する予定ですが、おそらくデザインはほとんど変わらないと思います。
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以前にも書いたが、ぼくの母は不潔恐怖症である。
「ウチ(家)の中はキレイ、外はキタナイ」というのが母のルールだった。
母によれば、いったん外に出たら、それがいくら短時間であっても「服にばい菌が付着する」らしい。だから、ちょっと近所にジュースを買いに出かけただけでも、家に入るときは必ず上から下まで衣類を着替えさせられた。
そのくせ母は、トイレの後に手を洗わないし、調理の前も手を洗わなかった。「ウチの中はキレイ」なのだから仕方がない(母にとっては外の空気よりも自分のウンコのほうが清潔なのだ)。
こんな不合理な信念に業を煮やしたぼくは、ある日、母に指摘した。
「じゃあ庭に干してる洗濯物はどうなるワケ? 外だからばい菌がウジャウジャ付着してしまうんじゃないの!?」
すると母は一瞬ひるんだ後、言い放ったのでした。
「ウチの庭の空気はキレイなの! だから大丈夫なの!」
どうやらウチの実家には、たいそう立派な「空気の壁」が存在しているようです。ええと、風が吹いてるのはどういうことでしょうか。
「不潔恐怖症」と「キレイ好き」はまったく別物です。どうか騙されないでくださいませ。
おなじく不潔恐怖症の気があるぼくが言うのだから確かです。
9月17日(金曜) 深夜
昨日、酒癖の悪い友人Tが言ってた話でありますが。
去年の冬の寒さ厳しいある夜、泥酔したTは靴を片方履き忘れたまま、雪が降り積もる道路を歩いていたんだト。
そのときは酔っ払っているので何も感じなかったが、帰宅して少し酔いが醒めてきたら片方の足が激烈に痛みはじめたらしい。靴を履かずにハダシで雪道を歩き続けたせいで、足の指が 真っ黒に腫れ上がってしまったのだ。
さすがのTも「これはヤバい」と思い、夜診をやっている近所の病院に行こうとした。…が、凍傷のほうの足が地面に接すると飛び上がりそうな激痛が走る。そこでやむなく、ケンケンで病院まで出向くことにしたらしんですが。
Tいわく、「ケンケンって予想外にしんどいんだよ。数十メートルで限界にきちゃってさァ」「いよいよ足の筋肉とか痙攣しはじめて」「で、もうダメだと思って、ついもう一方の足(凍傷)でケンケンしちゃったんだよ」「そしたら皮がズルッって…」。
凍傷の足でケンケン。いくらなんでもそりゃダメだろう(ビッコ引いて歩くほうがずっとマシだ!)。
ちなみに皮膚科での診断結果は全治数週間の重度凍傷だったそうで。まるでヒマラヤ登山隊である。
飲酒は山登りに似ているのかもしれない。そしてついには天国へと至るのかもしれません。断崖(階段)から滑落したりで。
9月16日(木曜) 深夜
旧友と飲みに行ってました。
飲んだ帰りに自転車を押しながら木屋町通をりトボトボ歩いていたら、風俗のポン引きに声をかけられた。
「お兄さん、いい子いるよ! 自転車割引きするよ!」
えっ? 自転車割引!?
なにかと思ってくわしく訊いてみたら「自転車のお客さんは千円引きするから! どうよ!」とのこと。
なんで自転車持ってたら千円引きなのか? 自転車客だったら店側にどういうメリットがあるというのか?
おそらく風俗店としては、なんでもいいから客に特典をつけて、千円引きでも入店してもらったら儲かるってことなんだろう。しかしそれにしてもだ。「自転車割引き」って無理がありすぎなんじゃないか。
なんでもいいから特典つけるなら、
「お客さん、靴下はいてるね! 今夜は靴下割引するよ!」
「お客さん、半袖ですか! 今夜は半袖割引するよ!」
「お客さん、男だねえ! 今夜は男割引するよ!」
何でもアリですよもう。
「お客さん、アル中割引きありますから!」 …とっとといね。
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ええと本日、Go smoking の連載コラムが更新されております。
今回のテーマは「勝ち組。負け組」。人生の負け組代表として、これまでの人生を正直に書かせていただきました。ほとんどタバコに関係のない人生論になってしまってます。こういう原稿でもおおらかに載せてくださる Go smoking の懐の広さに感謝。
よろしければ、読んでいただければ嬉しいです。
9月15日(水曜) 深夜
朝の通勤電車、向かいに女子高生2人組が座っていたわけですが(仮にA子とB子とする)。
A子が「ねえ聞いてよ。この前の部活の話なんだけどさァ」と話しかけたとたん、B子はシクシク泣きはじめたのだった。
「…A子はいつも私に相談してくるくせに、私の話は全然ちゃんと聞いてくれないじゃない! ううっ、ひどいよ!!」
こりゃあ楽しいことになってきたと思って観察していたら、しばらくしてA子も泣きはじめた。
「うっうっ…。ごめんねB子、ちゃんと聞いてあげれなくて……」
その後ぼくが下車するまで、2人は無言のまま10分以上泣き続けていた。
一発逆転のバクチに出たB子としては、まさか相手が同じ手で切り返してくるとは思わなかっただろう。ウルトラマンがバルタン星人に必殺スペシウム光線を放ってみたら、バルタン星人もスペシウム光線を放ってきて茫然。…といったところか。女子高生をバルタン星人に例えて申し訳ないが。
この勝負、涙腺の大きさが分かれ目になったと見たり。いざとなったらこっそり頬にツバを塗れ。
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さて本日、某ポータルサイトに書いたコネタ記事「夫婦2人の手作りマンション」がアップされております。
夫婦2人だけで巨大マンションをすべて手作りしてしまったという、高知市のおそるべき沢田マンションを取材してきたレポートです。ただただ唖然。
1ページ読みきりなので、よければ気軽に読んでいただけれると嬉しいです。
9月14日(火曜) 深夜
ようやくラジオのショックから立ち直りつつあります。喉元過ぎればなんとやら(なぜボカしてるのか全然分かりません)。
「人前で話しちゃいけないヤツが喋るとこうなる」という当たり前の事実を再確認しただけなのだが、考えてみたら、逆に自分が視聴者ならこういうイタイタしいのは結構好きなのでありました。高校のクラス発表とかで壇上にあがって、もうシドロモドロになってどうしようもなくなってるヤツとか。
これでいいんだ。うん、いいんだよボクちゃん。
ラジオでぼくの声を聞いて「びっくりするくらいダメだったよ」と正直に言ってくれた友人に感謝。ぼくにとって宝のような存在です。
自分に威厳がないのは重々承知していたけれど、威厳など持つ必要ない人種もいるんだと思います。威厳の問題じゃないけど。
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会社帰りの駅ホームで煙草を吸っていたところ。
となりで煙草を吸ってた青年のもとに、若い女性が駆けよってきたのでした。
女性:「あ、○○君じゃない!? ひさしぶりだねえー!」
青年:「うわっ、びっくりしたー。おお、ひさしぶりー」
女性:「こんなとこで何してんのー?」
青年:「いや…ちょっと煙草吸ってて」
女性:「へー、そうなんだー! ひさしぶりー!」
青年が灰皿の前で何してるかくらい見れば分かるだろう。
これに対する「ちょっと煙草吸ってて」という青年の返答もどうかと思うが、「へー、そうなんだー!」という女性の応答もいよいよ分からない。無難な会話というのは昨今、ここまで前衛的になっていたのか。
あまりの展開に茫然として二人をじっと見つめていたら怪訝な視線を向けられてしまいました。 怪訝なのは君らのほうやっ!!
9月13日(月曜) 夜
「ふっふっふ。おぬし、上の唇は正直よのう……」
正直者の後輩に言ってみたら不気味がられ。
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同僚の女性が「洗濯物を部屋干しするとカビ臭いがするからイヤだ」と言っていた。
しかし、ウチで部屋干ししてもカビの臭いなどしない。それどころか、洗剤のいい匂いがするのでむしろ心地いいくらいである。これは我が家の清潔さを物語る証左ではあるまいか。
なんだか嬉しくなってきたので、同僚に「ウチで部屋干ししても臭くなんてならないよ。いい匂いがするけどねえ」と自慢したわけですが。
そしたら同僚いわく、「名倉さんはまァ、そういう臭いがお好きなんでしょうけど」。
ちょっと待て。ちがうちがう! いや確かに、足の爪垢のにおいなんかは好きだけど、部屋干しのにおいは違うんだって!!
でも、いくら言っても信じてもらえませんでした。畜生。
清潔さをアピールしようとしたら、逆にヘンタイ扱いされてもう。自分が周囲にどう思われてるかがよく分かるというかなんというか。
9月12日(日曜) 夜
いったん気分が落ち込むと、どんどん転がり落ち続けますな。
すべての事柄が悪い兆候に感じられ。
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気を取りなおして、東京・大塚で見かけた居酒屋です。
幸司忠で「こうじちゅう」。
思わず笑ってしまったが、この暖簾、どう考えても「工事中」にかけてるとしか思えない。居酒屋の店主の思うツボだったわけだ。悔しい。
それにしても、「工事中」にかける心がぜんぜん分かりません。この不条理な可笑しさを計算してのことか。それとも何かの罰ゲームか。
これが丸っこいファンシーな字体で書いてあれば「アハハ、はいはい」と軽く流せるのだが、普通の毛筆体で書かれるともう。
9月11日(土曜) 夜
這うようにして京都に帰還。昨夜は酔っ払って、朝方までWebラジオをさせてもらいました。
実際にやってみて、そして放送を聴きなおしてみて痛感したのは、自分がいかにこういうのに向いてないかということ。発語が不明瞭なうえに妙に早口で聞き取りにくいことこの上なしだし、おまけにぼく自身がゲラゲラ笑ってしまっててもうどうしようもない。楽しんでいたのはバカな本人だけでした。
その点、四万十川氏の会話はさすがに聴きやすい。話し方の力量の差をつくづく思い知らされた格好だ。
反省は他にもいろいろあるけれど、聴いてくださった皆様どうもありがとうございました。あと、せっかく接続してくださったのに聴けなかった人も多かったようで申し訳ありませんでした。聴取者数がサーバーの容量を越えてしまったみたいです。
これに懲りず、今後ともよろしくお願いいたします。ただでさえ低い自己評価がさらに下落して、もうヘコヘコしっぱなし。
−−−
ところでここ最近、近畿地方では地震が続いて起きていた。
阪神大震災を経験している身としては少しの揺れでもビクッと反応してしまうのだが、これで思い出すのが学生時代の知人M君である。
彼は当時「虚無」と「無頼」と「退廃」をポリシーとしていた男で、太宰治やら鶴見済やらの本を片手に、いつも「人生に意味なんてないよ」「早く死んで楽になりたい」なんてセリフを口にしていた。飲み会の席なんかでも、破滅型に酔っ払っては一人でつぶれるというお決まりのパターン。
そんなある日、知人の下宿でM君を含めた数人で飲んでいたら、震度2くらいの弱い地震に見舞われた。で、ぼくらは「うわーイヤだイヤだ」「早く収まってくれー」などと喋っていたのだが、その直後、「うわーっ!!」と叫びながら机の下に転がり込んむM君の姿が目に入ったのでした。
それまでガンガン酒飲んで「人生なんて虚しいだけだよ…」なんて言ってたくせに、真っ先に机の下に逃げ込んでしまったM君。ありゃー。
この日を境に、M君は虚無的なことをまったく言わなくなった。というか、ほとんど何も喋らなくなってしまった。
地震の残酷さを実感した一件です。ほんとうに酷すぎる。
9月10日(金曜) 夜
四万十川さん宅にお邪魔しております。
今夜10時から深夜2時までWebラジオをやります。接続の仕方などの詳細は、Web冷え汁のアナウンスページをご覧ください。ラジオ開始と同時に焼酎を飲み始めるので、だんだん収拾がつかなくなると思います。すみません。あらかじめあやまっておきます。
−−−
ぼくは酒癖が悪いので「今回は自重しますよ」と四万十川さんに申し出たところ、「酒癖悪いのとか平気ですから遠慮なく」との答えが。
直接は関係ないですが。同じく酒癖が悪い友人T君)は以前、別の友人Fさんの下宿で飲み会があったとき、「オレ酒癖悪いですから…」と遠慮したらしい。でも周囲は面白がって「T君の酔った姿みてみたいなー」てなことになったそうで。
その5時間後、Fさんの下宿の柱が外れて部屋の天井が半分落ちてきたそうです。もちろん酔っ払ったT君のせいで。
そういうわけですが、なにとぞよろしくお願いいたします。ああ、もう始まるー。
9月9日(木曜) 夜
まだ関東にいてます。
今日は大きな会議場でミーティングがあったのだが、冷房が異様に強くて、半そで姿のぼくにはかなりきつかった。二の腕に冷風が直接当たるので、しまいにはサブいぼで鳥肌立ってくる始末。もちろん羽織る上着など持参していない。
こういうときストールでもあれば便利なんだろうけど、こんなモノ持ち歩いているわけがない。ううむ、カバンに何か入れてなかったっけ。
…と中をのぞいてみたら、愛用の「万能てぬぐい」(こうプリントされている手拭い)が入っていた。かなり大きいうえに生地もしっかりしてるので、これなら寒さをしのげるかもしれない。
てなわけで、「万能てぬぐい」とプリントされた手拭いを上半身に羽織ってミーティングに参加していたわけですが(ちなみにこの手拭いは以前、池袋駅でぼくの窮地を救ってくれた逸品。おもらししたジーンズの股間部分を隠すのに役立ったのだ)。
周囲からの視線が冷房よりもずっと冷たく感じたのはぼくの思い過ごしでしょうか。たしかに書いて字のごとく「万能」な用途に利用しているのだが、なんでわざわざ「万能」と書いてあるのか!? ってなもんだろう。
今後どこに行くにも手放せそうにありません。万能てぬぐい。
−−−
明日の夜10時からのWebラジオのほうも、よければ聞いてやってください。それでは失礼します。
9月8日(水曜) 夜
出張の用事で関東に来ております。インターネットカフェより。
一時間400円でフリードリンクである。コーラをすでに3杯飲んだ。普通の喫茶店よりも得してる。
というか、せっかく遠出してもインターネットカフェくらいしか行くところがない自分もどうかと思うんですが。おまけに夕食はすき家だし。京都にいるときとぜんぜん変わってない。
己のライフスタイルを貫き通す男、というのはぼくのような人間のことを言うのでしょう。きっと。
−−−
あと、こちらには「とんかつ大学」という店がありました。最高学府がとんかつ、いいですねえ。
それでは、お粗末ながらこのへんにて。
9月7日(火曜) 夜
職場の同僚に、実年齢27歳なのに40歳くらいにしか見えない女性がいる。
彼女はおそらく、20歳くらいで既に40歳くらいに見えていたに違いない。「人生負け組」っぽくてシンパシーを感じる。
でも、よく言われるように、こういう人は50歳、60歳になっても40歳のルックスのままであるような気がする。最終的には「人生勝ち組」である。
終わりよければすべてよし。これは人生にも当てはまるんでしょうかねえ。本日ふと思ったこと。
−−−
ところでさっきまで、京都を台風が直撃してました。すごい風!!
天気予報やニュースなどで再三にわたって台風情報が流されていたおかげか、街を歩く女性たちはほとんどがパンツルック姿だった。暴風が吹けばミニスカートの一つや二つ、そりゃあ大いにめくれようというものである。「いやああーん! エッチな台風!!」
ただ、台風をもろともせず、短いフレアスカートをはいて歩く女性たちの一群がいた。制服姿の女子高生である。
いままで制服にはあまりいい印象を持っていなかったけれど、今回を機に考え方を改めております。
追伸: 常識かもしれませんが、「女子校生」はAV用語らしいですね。出演が禁じられている「女子高生」の語を使うのはダメという自主規制だそうで。でも、セーラー服着てる女子校生(女子大生)なんてどこにいるんでしょうか。
−−−
で、ちょっとお知らせです。
今週の金曜日(9月10日)の夜10時より、「Web 冷え汁」の四万十川篤彦氏と一緒にWebラジオをやることになりました。
当日、四万十川氏の下宿にお邪魔して、いろいろとトークさせていただきます。夜10時から深夜2時までの放送予定。いろいろコーナーも考えております。
「篤彦&名倉のスメグマ・フルスロットル」
詳しくは、Web 冷え汁のアナウンスをご参照ください。事前のアンケート(投稿募集)にもご協力いただければ幸いです。
9月6日(月曜) 深夜
ストレスで調子をくずして心療内科に通っている友人がいる。以前の日記にも書いたかと思う。
この友人が先日、医者からカウンセリングに通ってみてはどうかと言われたんだと。で、紹介されたカウンセリングセンターに足を運んでみたらしいんですが。
以下、そのときのやりとり。
友人:「あのー、カウンセリングを受けたいんですけど…」
受付:「初診のかたですか?」
友人:「そうです」
受付:「ウチはすべて予約制になっておりまして」
友人:「じゃあ今、予約します。いつなら空いてますか?」
受付:「申し訳ありませんが、予約はお電話のみとさせていただいてるんです」
友人:「え??」
受付:「すみませんが規則ですので…。よろしくお願いします」
友人はしかたなく受付を出て、廊下のロビーから携帯で予約を入れたそうである。
友人:「先ほどお邪魔した初診の○○と申しますが、予約をお願いします」
受付:「かしこまりました。ご希望の日時をおうかがいします」
どうせなら受付の前で携帯出して電話したらよかったのに。
規則ってけっこう楽しいですね。
9月5日(日曜) 深夜
万願寺とうがらしを焼いて食べた。おいしい。
万願寺とうがらしは京都の名産品で、産地の場所にちなんでこのような名前が付けられているらしい。
居酒屋のメニューでは「焼き万願寺」として広く親しまれているけれど、これって万願寺としてはどうなんだろう。まるで焼き打ちにあっているみたいじゃないか。
食材の名称になるのもいろいろ考えものですな。
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ところで、見せパンツについて書いた先日の日記。
ぼくとしてはテニスの女子選手が着ているようなアンダースコートみたいなのを想像していたのだが、「それは見せるためのパンツではなくて、ローライズ用の上部が見えにくいパンツでしょう?」という指摘を複数いただいている。ううむ、そういうものなのか!?
…と一人でがっかりしていたら、さっき友人(女性)が携帯メールでこんな写真を送ってくれた。
婦人用下着のコーナーに売ってあったらしい。その名も"Mise Pan"。
股上の深さから察するに、これはローライズ用ではなく、ぼくが求めていた「見せパン」に違いない。しかし、前面にプリントされているマイケルジャクソンみたいな人物画はいったい何だのだ。パンチラだ! と思った瞬間、マイケルジャクソンがこんにちは。
自分が求めていたものがこんなのだったとは…。ああ、夢が穢されたような気分ですよ。
いやまァ、もともと穢れてるのはぼくのほうなんですが。
9月3日(金曜) 深夜
近頃のパソコンはたいていDVDソフトを再生できる。
ただ、DVDソフトにはリージョンコードというのがあって、特定の国でしか再生できないようになっている。日本向けのDVDソフトは日本国内(および欧州その他の地域)のDVDプレイヤーでしか再生できないのだ。事情はよく知らないけれど、悪用防止とかいろいろあるんだろう。
パソコンのDVDドライブの場合、リージョンコードの変更は4回まで可能らしい。海外に赴任したりした場合でも、往復2回までは現地のDVDソフトを再生することができる。そのかわり4回以上変えようとすると、「打ち止め」になって設定を一切いじれなくなるんだとか(たとえOSを再インストールしても!)。
ちなみにリージョンコードは6つあって、おおよそ次のように定められている。
・リージョン1 - 米国 カナダ
・リージョン2 - 日本 欧州 中東 南アフリカ エジプト
・リージョン3 - 東アジア 東南アジア 香港 韓国
・リージョン4 - オーストラリア 中米 カリブ諸国 南米
・リージョン5 - 北朝鮮 ロシア モンゴル 南アジア アフリカ緒国
・リージョン6 - 中国
おかげでここのところ、友人宅のパソコンのリージョンをこっそり4回変え切ってしまいたい誘惑にかられて困っております。もちろん最後は北朝鮮の「リージョン5」で。ロシアのDVDも、モンゴルのDVDも観れるからいいじゃないか。
いつか酔っ払ってやってしまうかもしれない。自分が怖いです。
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ところで、このリージョンコード。どうやって決められたんだろう。
米国とカナダは同じコードなのに、北朝鮮と韓国は別のコード。なにか作為を感じるのは気のせいか。
というか、日本のDVDがエジプトで見れてもなァ。どうしろというのだ。
※リージョンフリーにする方法などもあるみたいですが、情報メールはご辞退しております。すみません。
9月2日(木曜) 深夜
すっかり見逃していた『アイデン&ティティ』映画版、ツタヤの新作コーナーで見つけたのでさっそく鑑賞。
いい映画だなァとしみじみ。借りてよかった。
ところで、ぼくがいま住んでるアパートは京都市内のわりと真ん中にある。おかげで狭くてショボいわりに家賃は普通なのだが、ここを選んだのにはワケというか勝算があったのだった。「近くにツタヤがあるからビデオやCDを当日料金で借りて返却できる。だからけっきょく得だ!」
でも、いざ住んでみたらそんなにビデオもCDも借りない。ばかりか、ツタヤのビデオにはそもそも「当日料金」自体がなかったのでした。がっくー。いったい何のために市内の真ん中に住んでんだ!?
でも、いまさら引っ越すのも面倒なので、しかたなくここに住み続けているという次第。夜はうるさいし、排気ガスはたちこめるしで全然いいことなし。
ちなみにアダルトビデオは当日料金があるのだが、こういうのは一日では「元がとれない」のでありました。世の中いろいろうまくいかない。
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さて本日、 Go smoking に書かせてもらっているコラムが更新されてます。
今回のテーマは「禁煙。と人生の意味」。 えらく大げさなタイトルですが、書いてることは、夕方まで一本もタバコを吸えなくなったこと(最近ウチの職場が完全禁煙になったので)にともなう人生観の変化についてです。こう紹介してるだけで、ショボさがびんびん伝わってきますねえ。
よろしければ御一読くださると嬉しいです(昨日のコラム欄には筒井康隆氏が、ご自身のタバコ歴について詳しく書いておられますよ!)
ちなみに Go smoking のコラム担当者のかたはお世辞が妙に上手で、ぼくが原稿を送るたびに、こちらが恥ずかしくなるようなコメントを返してくださる。ただ今回は、原稿を送ったあとに文章のミスを見つけてしまったのでした。
以下、メールのやりとり。
担当:「名倉さんの原稿、完璧な文章なのでこのまま掲載させていただきます」
ぼく:「原稿を送ったあとに申し訳ないのですが…。文法的におかしな箇所があったので訂正をお願いします。○○を××に変えてください」
ものすごく言いにくかったけれど、がんばってお願いしました。お世辞にまでも追いつめられて。あうー。
9月1日(水曜) 夜
職場の昼休み、ちかぢか髪を切りにいく予定だという先輩がこんなことを言いだした。
「さいきん流行の、寝起きみたいなボサボサーってしたヘアスタイルにしてもらいたいんだよね」
で、どんなのか気になって詳しく訊いてみたところ。
「うーん、南こうせつみたいな感じって言えば近いかなあ」
寝起きみたいな髪の毛で南こうせつ。…ええと、いったいどんな寝かたをすればこんな髪型になるんでしょうか。とてつもなく激しく、それでいて小刻みに震えながら寝返りを打てばいいんでしょうか。
おかげで本日は、「南こうせつになるための寝かた」ばかり考えていて仕事になりませんでした。
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なお、この話を聞いた別の同僚いわく、
「だったらラーメン好きの小池さん(オバQとかに登場するキャラ)も近いんじゃないですか?」
すると先輩は「たしかにそうかもしれない」と。なるほど小池さんですか。
だったら美容院に行く際、オバQのコミックを持参して、小池さんを指しながら「こういう感じにしてください」と頼めば間違いないと思います。もはや「寝起き」というより「鳥の巣」スタイルと表現したほうが近そうだけど。
チョット気取るなら"Bird's nest style"だろうか。 「今年の秋はバーズネストを意識して〜本格ナチュラルヘアー」。ピヨピヨ。